今年の1月と2月、
これまでの人生を振り返る大きなきっかけとなった
事前の打ち合わせ、実際の収録を通し、過去とじっくり向き合ったことで
今まで気が付かずにいた様々な事が浮かび上がってきました
そして、にゃんことみーこというオリジナルキャラクターの創作活動を
14年(キャラ誕生からは16年)続けてきましたが
始めた意味すらも、これをきっかけに気が付いたという
この衝撃と気持ちを忘れないために書き記します
自分は今まで、流れにまかせてラッキーで生きてきたので
努力の仕方が分からずに社会人3年目で挫折しました
やりたい事も、できる事もない
自信なんか持ちようもない
そんな人生を長らく送っていました
次の職場で夫(よんこ)に出会い
コミュニケーションから生まれたキャラクターが
今のにゃんことみーこでした
落書きで描いていた頃は
まさか作品として描いていくとは
考えもしませんでした
「にゃんことみーこを人生かけてやってみればいい」
とよんこが言ったのは、
キャラクターに価値を見出してくれていたというのもありますが
きっと、私が「自信を持って生きていくため」であれば
何でも良かったのだと思います
私の自身の無さが、これまでにがむしゃらに努力をした経験がなかったことが
原因だと分かっていたのでしょう
長らく、にゃんことみーこは私の言葉でしゃべり
私の願望を代わりに実現してくれていました
何を考えているのか手に取るように分かったのは
まさに私自身だったからです
そして、いつでも応援してくれました
色々と報われるといいね、と
でも、今はまったくの違う生き物となり
真正面から向き合わないと
ふたりの声は聞こえないし、
何を思っているのか分からない
そこで、気が付きました
私には、にゃんことみーこしかいないと思い込んでいたけれども
もしかしたらそんな事はないのかもと
16年もかけてふたりが
そう教えてくれたのかもしれません
やりたい事も、できる事もいっぱい出来たこと
もう自信を持って生きていいよと
ふたりに手を引いてもらって歩いてきましたが
今は自分で歩けそうな気がしています
私の人生でかけがえのない存在となった
にゃんことみーこ
この先は、ふたりに恩返しが出来たらなと
そんな風に思っている
16年目の春です
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