2026年3月26日木曜日

『ロマンチック・ライフとは?』参加のお知らせ

「 ロマンチック・ライフとは? 」

PATER'S Shop and Gallery
2025年
4/3(土)~4/15(水)
12:00~19:00
最終日17:00まで
休廊日:4/9

詳細はこちら→ギャラリーブログ

東京都渋谷区神宮前2-31-18
明治神宮前<原宿>駅 5番出口 JR原宿駅 ※徒歩10分程度
※入場無料・お支払い現金のみ





「ロマンチック・ライフとは何か?(仮)」として
展示のお誘いを受けたのは2025年夏。

「何か?」と聞かれたからには、説明ができる答えが必要なわけで。
言葉の意味として理解したい、そしてそれを制作にあたる根拠にしたい。
そこでまずは辞書を引いてみた。
しかし、求めている答えとはちょっと違う。

それからは、四六時中ロマンチックについて考えた。
ロマンチックとはもっとも無縁だと思っていたわりに、
少し考えれば答えにたどり着くだろうと甘く考えていた。
それが大間違いだった。

会期直前1か月を切っても、何も導き出せず
ついに禁断のChatGPTに相談という手段に出た。

「ロマンチックってなんですか?」と問い、
何度かのやりとりの中から「説明できない、という事が前提です」という
制作の手がかりになるヒントが登場した。
「たとえば、取るに足らない出来事に心が動かされること」とも。
極めつけは、「ファンタジー」と「ロマンチック」は似ているが
決定的に異なる部分があるという事。
前者は、現実の「ルール」を変えてしまう非現実世界であるのに対し
後者は、現実の「見方」を変えるということだと教わった。
ファンタジー作品を出品するか否かで迷いがあったが、
これは方向性の大きな決定打となった。

そして、ふと装丁家の鈴木成一さんに
「お金や仕事にならなくても、時間と情熱をかけて描く”変態性”」を
評価して頂いた事を思い出した。

「なぜか惹かれる」モチーフを無意識に探し求め、
一切の合理性を掃き捨て制作するこの衝動…。
そんな「絵を描く」という行為、
これこそがまさにロマンチックなのではないか?
そう思ったのだ。


長くなりました。
今回の作品群をご覧になって、
「これが”ロマンチック”??」と思われるであろう方、
そして自分の為にも整理してみました。
(話すのが苦手なので、前準備がとても重要…)

作品を描くまでの一連そのものがロマンチックである。
という私なりの回答です。


(やっぱむずかしー!)


2026年3月22日日曜日

盲学校のお仕事/メディア掲載情報

昨年関わらせて頂いた横浜市立盲特別支援学校のお仕事が、
いくつかのメディアに掲載して頂いているので紹介させて頂きます。


■雑誌


ブレーン (3/1発売号)
 宣伝会議HPはこちら
 ◎巻末の事例紹介コーナーでの掲載


■ウェブサイト

Best Ads (オーストラリアの広告メディアCampaign Briefが運営)
 詳細はこちら
 ★週間のBest printに選出

Ads of the World (Clioが運営)
 詳細はこちら

株式会社フロンテッジ (当プロジェクトの企画制作会社様)
 詳細はこちら



2026年3月12日木曜日

【仕事】第21回TIS公募メインビジュアル

このたび第21回TIS公募メインビジュアルを担当させて頂きました。

先日情報が公開されましたので、応募をご検討されていらっしゃる皆様は
是非アクセスしてみてください。
第21回TIS公募

ビジュアル全2点制作
●袋詰めコーナーのサッカー台
●卵のパック ※Xのヘッダー、公募ページをPCで閲覧した際に表示されます


制作にあたっての思い
購入する度に、良い角度を探してはスマホで撮影していた卵のパック。可愛い。
スーパーの袋詰めコーナーにある「サッカー台」も、心で愛でていたモチーフです。 
公募のキャッチコピーに込められたコンセプトを受け、まさにこの制作のことだと個人的に解釈し楽しく描かせていただきました。 
浅妻さんにデザインしていただき、本当に感謝しております。 
公募と、そしてイラストレーションが今後ますます盛り上がっていきますように。  


東京イラストレーターズ・ソサエティ
第21回TIS公募メインビジュアル(ウェブサイト/DM/ポスター)
デザイン:浅妻健司(敬称略)








2026年1月21日水曜日

『illustration』第237回ザ・チョイス入選 | サイトヲヒデユキさん審査(玄光社)





サイトヲさんに作品を見て頂く機会に恵まれたこと。
本当に幸運でした。
2025年度の審査員発表の際、サイトヲさんのお名前があるのを見て
これを逃したら、当面はそんな機会に恵まれないだろうと思い
何があっても参加するという意気込みでおりました。

入選という結果を受け、 本当に嬉しく背筋が伸びる思いです。
しかし、念願が叶うとそれ以外の気持ちも入り混じるもので
「夢じゃないか?」という不安や
「手を止めちゃダメだ」という焦燥感など
今更プレッシャーのようなものに襲われているのが不思議…笑
それくらい特別なものだったという事で。
頂いた審査評が、この先の制作において
大きな励みになってくれる事を思うと本当に幸せです。

近年、創作の際に「生い立ち」や「故郷」の存在の
強い影響を実感する事が増えました。
そんなこともあり、牧角さんに寄せられた審査評中の
ご自身の生い立ちに触れられた文が心に残りました。
サイトヲさんの背景を知る貴重なフレーズであり、
勝手ながらも親近感を感じました。

サイトヲさん、
時間を掛けてたくさんの作品を丁寧に見てくださり
本当にありがとうございました。
(全体審査評の活字から、お人柄が伝わってくるようで心が温まりました)
編集部の皆様、いつも応援して下さる皆様や家族にも
心から感謝申し上げます。

2026年1月7日水曜日

挨拶_2026



2026年もよろしくお願いします!


モチーフに迷い過ぎて、
最終的に「使いたい色」で描いた
グレープフルーツ💛💗
新年最初の描き下ろしです。
正月、縁起物、
なんなら冬ですらないですが…
今年も元気に頑張りましょう!
の気持ちを込めて◎

また、今年からTIS会員になりました。
お仕事お待ちしております☺︎

TIS個人ページはこちら


2025年12月31日水曜日

【仕事】横浜市立盲特別支援学校「A1ポスター5種」

イラストレーションを制作担当しました



ーーー概要ーーー


⼈の数だけ「ものの⾒⽅」がある。
だから私たちは、 ⼈の個性に合わせた教育を考え続けます。

横浜市⽴盲特別⽀援学校は、 
視覚障害の細かなグラデーションに 
本気で応えようとする学校です。

 ⼀⼈⼀⼈に合わせた教材と授業が、 
⼀⼈⼀⼈の個性を育み、伸ばしていく。 
そんな学校の在り⽅を模索し続けています。 

今回、私たちが試みたのは、 
⽣徒たちの「ものの⾒⽅」を絵として表現してみること。 

⽣徒たちの中にあるイメージを⾔葉で表現してもらい、 
5枚のポスターシリーズを制作しました。


横浜市⽴盲特別⽀援学校
(キャッチ/ボディコピー :株式会社フロンテッジ)


●クライアント
横浜市立盲特別支援学校

●企画/制作
株式会社フロンテッジ

●媒体
A1ポスター5種

●目的
横浜市立盲特別支援学校の、
「視覚障害者一人ひとりの個性を大切にした教育」
という考え方を伝えること。

●表現の方法
横浜市立盲特別支援学校の生徒さんに、
下記モチーフに対して持つイメージなどを
言葉で説明してもらい、それを絵で表現する。

●モチーフ
富士山、自由の女神、地球、ピラミッド、宇宙。

●イラストレーターとしての役割
・モチーフを具象と抽象の間で描く
・視覚障害の方の、モノの捉え方の「豊かさ」を伝える




ーーー感想ーーー

今までで一番難易度が高く、それ以上に楽しいお仕事でした。
ラフの為のラフ”に至っては、数十枚描いたほど。

しかし、丁寧なディスカッションを重ねて頂き、
色々なアドバイスや考え方のヒントを頂いて完走できました。



でも、なによりもインタビューワード つまり、
生徒さんたちの放った言葉が無ければ
成り立たなかった事も強く実感しています。

なかでも、自由の女神や富士山などは、
自分の引き出しからは出て来なかったと思います。

私はあくまで出力機器に過ぎず、
生徒さんたちのものの捉え方の高い解像度を借りて、
この絵が出来上がったとしか言いようがないのです。


なかなか味わえない感覚であり、
今後得られるかもわからない貴重な経験でした。


ご協力頂いた生徒さんや、
先生方に心から感謝申し上げます。

そして、チームとして
フロンテッジの皆様とプロジェクトをご一緒出来た事は
今後も自分にとって貴重な財産となると思います。